イロハネ展示の裏側

先日まで国立新美術館で開催されていた「子供地球基金30周年記念HAPPY EARTH 展」内でイロハネを展示して頂いておりました。
今日は搬入時の様子を振り返ってみたいと思います。
搬入日に午前中にメンバーが集合。西門の搬入口から入ります。休館日なので、許可証が無い人は入れません。
事前に郵送しておいたイロハネが展示場所に置かれていました。この一角にイロハネが浮かぶことになります。
メンバーが展示のイメージを現場で話し合い。実際の現場でないと分からないことが多いのです。
待ち時間の合間にワークショップ会場にてワークショップの打ち合わせ。受付、導入、素材置き場、作業スペース、撮影スペースなどの配置を確認します。
いよいよ我らがイロハネの展示が始まります。
他の展示との兼ね合いや美術館のルールに基づいて展示方法が検討されます。
作業をしてくださる方に、こちらの要望を伝えながら位置や傾きなどを決めていきます。
横から見るとこんな感じです。
途中の風景。こういうアンバランスな感じもいいかもね、などと想像がかきたてられます。
イロハネが空に浮かびました!
最終確認。光の当たり具合、二つの翼の角度や距離を検討します。メンバーそれぞれの意見を聞きながら決定されました。
来場者の皆さんはイロハネの展示をどのように感じられたのでしょうか?
搬入終了して外に出ると、もう日没後。
全体の展示の作業はまだ続いており、頭が下がる思いでした。
私たちの意見を快く受け止めて、丁寧かつ迅速に作業をして下さった方々に感謝申し上げます。お世話になりました。

イロハネ

人が羽根を思うとき、心に自由や開放のイメージが生まれます。 様々な素材と誰もが作れる作り方で、自分のための憧れをのせた「羽根」をつくります。 やがて「羽根」が集まり生まれる一体感は「翼」となって新たな表現の風を届けていきます。 イロハネはこどもでも大人でも、また障害の有無を超えて誰でも取り組める創作・表現の場をつくることを目的とした活動を行っています。

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