イロハネ @ SOMPOケア ラヴィーレ久里浜

5月25日に、横須賀市のSOMPOケア ラヴィーレ久里浜にてイロハネのワークショップを開催しました。
当日は暑いくらいの快晴でした。
参加してくださったのは、SOMPOケア ラヴィーレ久里浜の利用者さまとそのご家族、地域の方々です。
今回も多くの参加者に恵まれました。とても嬉しいです。
ワークショップ会場は、受付ロビーの空間を使用させていただきました。他のお客様も出入りする中、快くお貸しいただいたこと、感謝申し上げます。
まずはイロハネとは一体何なのか?これから何が始まるのか?を集まった皆さまへお伝えします。

皆さまがイロハネの素材を選んでいきます。移動が大変な方にはご要望の素材をお持ちします。皆さまはカラフルな素材の山に興味津々のご様子。(ワクワクする感じ、わかります)
ここからは皆さまがアーティストとなって、思い思いのハネを生み出す時間です。私たちはお話を伺ったり、お手伝いをしたりしながら、この素敵な時間を一緒に過ごします。

一人でじっくり集中して作りたい方、生まれ故郷の話などをされながら作る方、他の人が作るのを見ながらこの時間を味わっている方、さまざまです。

ハサミやのりを巧みに使って、その人だけのハネが生まれます。もちろん道具を使わなくても作れます。時には「これをこうして欲しい」という希望を受けて作ることもあります。

ハネが出来たら大きな翼に挿して、ご本人様と写真撮影をします。
恥ずかしいからと仰る方もいらっしゃいますが、翼の前に立つと皆さまは素敵な表情を見せてくださるのです。

本日も素晴らしいイロハネが生まれました。
ご自分の作品をお持ち帰りになられた方もいらっしゃるので、ここに写っていないハネもあります。どれも愛おしいハネです。

今回のワークショップも事故や怪我がなく、無事に終了しました。これはひとえにSOMPOケア ラヴィーレ久里浜の施設長はじめ職員の皆さまのご理解とご協力のおかげです。
たくさんの利用者さまが落ち着いて参加できるよう、時間の調整やお声がけをしていただきました。
また、職員の皆さまもご一緒にイロハネを作っていただいたことも嬉しかったですし、これこそがイロハネの理想的なありかたなのかもしれないと感じました。
ありがとうございました。

イロハネ

人が羽根を思うとき、心に自由や開放のイメージが生まれます。 様々な素材と誰もが作れる作り方で、自分のための憧れをのせた「羽根」をつくります。 やがて「羽根」が集まり生まれる一体感は「翼」となって新たな表現の風を届けていきます。 イロハネはこどもでも大人でも、また障害の有無を超えて誰でも取り組める創作・表現の場をつくることを目的とした活動を行っています。

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